2006-01-01から1年間の記事一覧

2chと喪男とジェンダー

2chのまとめサイトを欠かさず見ている。 2chという場所は世間ではわかりやすいレッテルを貼られているようなのだが(「匿名」とか「危険」とか「チラ裏」とか言われてんのかな?)、よくわからない。 ただ私は、職人さんと呼ばれる人やガチで議論を交わして…

ガラスをめぐる文学的体験

嫌な予感がした。 傾くお盆。崩れ落ちるグラス。響き渡る破壊音。 ガッシャン―― そんな典型的な音をたてて、ワイングラスが大量に壊れた。 衝撃だった。 その後もしばらく、その音が耳から離れなかった。 グラスって、壊れるんだ 生まれて初めてガラスに接し…

本題

ていうか別に直接的に「いじめ問題」の話は未だにする気がしないので、どちらかというとトピックは「それらを語るひとを観ていて思うこと」か。いま「直接的な『いじめ問題』論」に言及しようとしたんだけど、自分が特に関心もってないことに気づいた。 「学…

追記12/01

これ面白かった。 http://d.hatena.ne.jp/Mr_Rancelot/20061201

こういう場所にこういうことを徒然と書くのが一番嫌いなことなのだけど。 特に今回のこの問題に関しては、何を言っても感情論か誰かのもっともらしい理屈のコピーくらいしかイマドキの大学生は喋らないので、もう口を挟むこと自体不毛だと思っていたのだけど…

消費社会世代

先日、ある大物(といっても名前聞いてもわかんないと思うけど)とお話をする機会がありました。 彼は(たぶん)50代で、「教養」のある方なのですが。 お話していて、「最近の若者は幼い」という結論に持っていこうとする傾向にふと首をかしげてしまいまし…

マスメディアという媒体

放送研究会の合宿に行ってきて得た雑感。 いかにしてこのコミュニティに入っていくかまだ全くつかめず、しんどい思いもしたこたしたんだが、とりあえず成すべきことはただ一つだった。 作品を、作れ。 役職を逃したのなら何か作れ。 何か作ることでジョイン…

放送について

今年放研で再デビューを図ったり、いま日テレでバイトをしていてつらつら思うこと。 テレビの向こう側というのは案外そこらへんのつなぎ合わせである。 セットはよく見ればハリボテで、パネルを立てて作ったうちの舞台とそう変わりはしない代物。 安定性や見…

ポップでファニーな小説たち

友人の話を聞いていて、どうやら世の中には私の思っていたのと違う種類の「オタク」がいるらしいと気づいた。 しかし彼らもまた「オタク」の代表ともされる存在であり、テンプレートの一つである。私は現在仮に彼らを「オタク」と呼び、今までそう呼んでいた…

上野千鶴子『家族を容れるハコ 家族を超えるハコ』

家族を容れるハコ 家族を超えるハコ作者: 上野千鶴子出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2002/11/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 22回この商品を含むブログ (23件) を見る予想に反して、面白かった。 何気に上野千鶴子の著作を読むのは初だ。間接的には…

絶対音感

こんなサイトがあるらしい。 「絶対音感テスト」http://zettaionkan.jp/tools/pptest.html私もヤマハ音楽教室には10年ほどお世話になったが、絶対音感などというものは無縁だと思っていた。 いや、3歳からずっとピアノをやっているのだし音を聞けばなんとな…

フリーターに関する備忘録

たとえば私のようなフリーターは特に、自分のライフストーリーの展望を思い描くことが難しい。初期フリーターに関して、自分の「夢」を追うためにあえてバイト生活を選んだ人々と言われたことがあったが、私はむしろ、個人的な成功や社会への貢献という「夢…

レビューに関する考察、後書き

なんだか良いセンまで行きそうなんだが、どうにも見えてこない。また追加するかもしれない。

レビューに関する考察

どう考えても現実逃避であるが、現実逃避でないと私は文章が書けないらしい。さて、昨夜のNHK大河ドラマである。 このドラマはもう最初から色々と思うところあって、観方が原作と全く異なるにも関わらずこの夫婦を取り上げる意味を見出せなかったり、端々…

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石川啄木「時代閉塞の現状」の引用。

そんな日記の裏側

しかし、登録直後から1件だけ、闇雲に書いた日記をアップしていたのだが、思いの外アクセス数があって驚いた。3日で50て。何のアピールもしていないこんなウェブ網の取りこぼしのような日記に短期間でそれだけアクセスがあるというのは、背後にはてなの力…

位置づけに思い悩む

そんな訳で、はてなである。 これから引用文や脚注機能を活用して文章が書けるかと思うと、期待と不安でいっぱいというやつである。こちらは主にレビューや考察を中心に書いていきたい。 しかし、ここで問題となってくるのがyapeus!日記の存在だ。 当初は今…

はてなに対する個人的レビュー

はてな市民になってみた。ずっとこのはてなというコミュニティーには興味があったのだが、ウェブサイトの構造上の理由や当時のネット環境の悪さが原因で周辺域にとどまっていた。 サイト上の理由を具体的に言うと、コンテンツの更新が滅多にないテキストサイ…