すりーSEVENの日

久しぶりに古文のお勉強をしたのでその備忘録。

初の作歌が下手っぴなのはご愛嬌。自己満足ですから。


天の川 いと川波は 立たねども さもらひ難し 近きこの瀬を(山上憶良)(万葉集


天の川 空の恋人 隔てども 君ふみ越えし かささぎの橋


「越えし」の語感が何か違う気がする。




かささぎの 橋つくるより 天の川 水も干ななん 川渡りせん(大伴家持

→「干」上一段活用
→「な」未然形接続・・・願望の終助詞
    連用形接続・・・完了の助動詞「ぬ」の未然形
→「なむ」文末が連体形・・・係助詞
     未然形接続の文末・・・希望の終助詞
     連用形接続・・・完了(強意)の助動詞「ぬ」+推量の助動詞「む」
     ・・・ナ変動詞の未然形語尾+推量の助動詞「む」


かささぎの 翼にかけて渡す橋 またも凍れぬ 心あるらし(大伴家持


かささぎの 渡せる橋に置く霜の 白きを見れば 夜ぞふけにけり(大伴家持)(※百人一首